難しい部分だとは思いますが、子供は伸びしろが無限大ですから関りは大切です。
親として小児科医として、
子供の幸せは
①社会を理解し始めたころに楽しむことができること
②思春期をとことん満喫できること
③成人期に自信をもってすすめること
だと考えます。
開業して20年、私自身がたくさんの親子の関りに出会ってきました。
小さいころに愛情いっぱいで育ち、我慢するべきことも教わり、我慢した後に無条件にほめてもらった子供さんは
自信にあふれた大人になっています。
かつて診察させていただいた子供さんの、さらにお子さんとお会いできるうれしさは格別です。
①我慢を知らずに大きくなった
②我慢のあとにほめられることを知らずに大きくなった
③悪いことをしても怒られなかった
複雑になる社会の中で自分の立ち位置を見失い苦しんでいます。
大切な子供が苦しまず、楽しんで人生をすすめるように私たちが道標を示すことが必要です。
大人の責務です。
①優しくいつくしむように接すること
②子供の家来であるかのようにひざまづき、甘やかす
全く違うことです。

絶対に必要です
かわいがることで子供は嬉しくなりますので絶対に必要ですが、

子供が安心するのは左側

これは?
子供主体ではなく、大人が自己満足をを優先すると・・・
赤ちゃんも抱っこで快適ではないです。
自分をコントロールできない子供は大きくなると我慢ができなくなります。
このほうがかわいそうです!

正しい子供の未来
社会構造もどんどん複雑になりますし、目指す幸福の形も様々になりますが忍耐力が育てば大切なお子さんは自立して
進んでいきます。
①親も年を取りますし、生涯甘やかし続けることはできません
②よりそって見守る、社会のルールを少しづつ教えてあげる
大切です。
今日も頑張ります。
江口小児科 江口尚彦